人はみんな何かを失いながら生きている。
グリーフとは一般的に死別における哀しみを表すが、
広い意味では大切なひと、大切なこと、大切なものを
失った哀しみのことをいう。
グリーフケアはその哀しみを持ちながらも、再び歩き出す
ためのケアのこと。
何か大切なものを失って悲しむのは、根本に愛があるから。
でもそこに気づくまで、大変な苦しみを味わう。
苦しみの時に、ひとりぼっちは堪える。
そんなときに隣りで寄り添える人になりたい。
同時に、苦しみの時にあたたかく自分に寄り添える自分でもいたくて
学び始めた。
「自分を満たせなければ人を満たすことはできない」
使い古された言葉だけれど
真理だと思う。
まずは自分。
それでいい。