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そのはなし、聴きます

「知識」は自分を冷静にしてくれる


夫から言われてムッとくる言葉がある。

それは伝えたいことがわぁぁっとあって、一生懸命に話してるとき、


「わからない。主語が誰なのか、はっきりしないから言ってることが全然わからない!」


って言われること。

そう言われると、私が感じることは日によって違う。


「こいつはばかなのか(流れでくめよ!)」って思う日と、「ああ、またやってしまった。もっときちんと話さなければ!(焦る)」と思う日と。


意地の悪い私は、逆に夫がヒートアップして話すときに「わからない。主語は誰?」と同じことを言ってリベンジする(笑)(もちろん主語が誰かはわかっている。流れをくむ女なのだ)


ところが夫はそう腹も立たないらしい。

「イヤな気持ちを同じように味わえばいいのに」は作戦失敗(笑)



交流分析という心理学の中に「ドライバー」という考え方がある。

それでいくと夫には「完全であれ」というドライバーがあることに気づく。

幼少期からの心の癖で「ちゃんとしていなければダメ」なのだ。


かく言う私にもこの「完全であれ」があるから「もっときちんと話さなければ!」と駆り立てられるように主語と述語の関係がちゃんとした文章を一生懸命考える。



これを知らなければ、夫は本当に嫌な奴だ!で終わってた。

あなたのこういうところが嫌い!とぶつけてもいただろう。


「知る」ということは、自分を冷静にしてくれる。

この「」が多いのも「完全であれ」を持ってる人の特徴だ。

(そして話が長い(笑))


私の文章は「」がいっぱい!



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